このことわざは、長期的なまた大きな視野に立って考えて初めて理解できます。一時的には損に思えても、将来永続的な益がそれによって得られるなら、それは得策でしょう。また、限られた視野からは損失と見えても、もっと広い視野から見るとき全体としてプラスなら、それも望ましいことです。「木を見て森を見ず」にならないようにしましょう。では、時間的にも、また別の点からも大きな視野で見るようにしましょう。━Check Point━ □@長期的な見方をする。 □Aより広い視野から見る。 □B人格の向上に資するか。 □C良い人間関係に資するか。 □D近視眼的にならない。〓〓補足資料〓〓「損して得取る」一時は損をしても将来の大きな利益を計る。損をしたようで実は大いに得をする。「木を見て森を見ず」細部に気を取られて大局を見失うこと。▼英文You can not see the wood for trees.(木を見て森を見ず)